コロナウィルスが世界中で猛威をふるっていますが
そんな中話題になっている妖怪がいます。
それは
「アマビエ」
甘エビじゃないよ。アマビエ。
時は江戸時代は弘化3年、肥後国
毎晩、海の中に光る物体が現れているという話を聞き
ある夜、役人が海へ確認しに行きました。
すると、なんとそこには
口はくちばし
首から下はうろこに覆われ
足は三本の
人魚のような妖怪がいたのです。
「わたしは海中に住むアマビエという者だ
この先6年間は豊作が続くが
疫病が流行することがあれば
私の姿を絵に描き人々に見せなさい」
アマビエはそう予言すると海へ帰っていきました。
役人はアマビエの姿を絵に描き
その姿は瓦版で広がっていったそうです。
それがこちら!
かわいいw
謎フォルム。
クセになる画風。
なんともいえない脱力系で
見ていると確かに癒されます(*´ω`*)
ところで、アマビエって変な名前ですよね。
日本語っぽくないというか。
じつは似たような妖怪に
「あま彦」という三本足の猿の妖怪がいます。
やはり同じように予言をし、自らの姿を描くように告げたそうです。
どうやら「アマビエ」は「アマビコ」の「コ」を「エ」と書き間違えて
伝わった名前じゃないかという説があります。
情報が伝播するうちに変化していくことはよくあることですが、
(現代でも都市伝説とかデマとか・・)
この瓦版を見ていると、170余年の時を超えてその現場を
目撃したような気持ちになりたいへん興奮いたします・・!
今回話題になるまではそこまで有名な妖怪ではありませんでしたが
妖怪の面白いところがたくさん詰まった
とっても妖怪らしい妖怪なのではないでしょうか!
この伝承に基づき、
疫病退散を祈願して多くの方がアマビエの絵を描いてくださっています。
twitter等で検索するとたくさんのアマビエのイラストや作品が見られますので
ぜひ見てみてくださいね!
これわかりやすいかもw